・あらすじ
テレビアニメに登場したペンギンが戦死したことで、ペンギンのぬいぐるみを大切にするアーニャ。それを見たボンドが嫉妬に狂います。
ペギー死す
アーニャは今日も今日とてテレビを見ています。この日はアニメを見ていたみたいですね。タイトルは不明ですが「陸軍測量部くまさん部隊」が登場して活躍する話のようです。ロイド曰く「しぶいアニメ」。
1ページでペンギン隊員のペギーが撃たれて死亡してしまいます。わざわざ敵地で測量しているからこういう危険な目に遭ってしまいました。ちなみにペギー隊員は女性のような話し方ですね。
ペンギンが死んだことで悲しんだアーニャは、この日はペンギンのぬいぐるみと一緒に寝ることにしました。前の水族館の話を思い出しますね。
ペンギンのぬいぐるみを抱っこして寝ているアーニャを見つめる影があります。そうです犬のボンドです。部屋のドアをわざわざ開けたんでしょうか。効果音が「じぇらっ…」ですからかなりジェラシーに狂っています。
犬もペンギンも仲良く
翌朝アーニャが見たのは無惨にもボロボロに破られたペンギンのぬいぐるみの姿でした。ボンドの態度に不自然なものを感じたアーニャはすぐさま心を読むと、やはりボンドが「ペンギンワルイ」「アーニャトッタ」「ジェラ」などと考えていることがわかりました。それですぐにボンドの犯行であるとバレます。
しかし「ジェラ」と考えているというのはよく意味がわからないですね。ジェラシーを表しているのだとは思いますが。
これによりアーニャはボンドが嫌いだと絶交宣言。落ち込んだボンドがアーニャと仲直りすべくある行動に出たりします。ロイドはアーニャの心情もケアしつつぬいぐるみも直すというかなりの活躍をしていました。さすが主人公。
犬とペンギンが和解に動くこととなり、短い話だけに早期解決して丸く収まりましたね。それにしてもボンドはフォージャー家に飼われるようになってから何も活躍がないような気がします。次の巻では目立つ場面があるのでしょうか。
あとこのあとに収録の「(OMAKE)」では、ユーリの知られざる過去が明らかになっています。これはまあいつも通りですね。ユーリが割と強い体を身につけた理由が明らかになります。
・その他のキャラクター
ヨル
破れたペンギンのぬいぐるみを繕おうとしてもっと悲惨な状況にしてしまいます。「なぜか首がもげてしまいました」とか言ってます。
もはや再起不能に見えました。これを元の状態近くまで持っていったロイドがむしろ凄いというべきですね。